強迫性障害を克服するよ

強迫性障害八年生です。認知行動療法、はじめました。

拒食のころ⑤

認知行動療法をはじめて、10日ほどで 2キロやせました、、、

気力、つかいすぎかもしれないです(笑)


今、やせて嬉しいかというと、うれしくない。
体重ではなくて、見た目のバランスのよさが大事とわかったからです。

痩せすぎると貧相にみえる、、、と思えるのは、拒食がなおったのだろうな。


よくなるきっかけ はなんだったのか。 


はっきりは、分からないのですが
”打ち込めること”ができたのは、大きかったと思います

わたしがはまったのは、料理やお菓子を作ること でした。
(拒食のときは、食べ物に関心が集中してしまうから、必然的だったのかな、、、)


自分では、ろくにたべないのに、毎日毎日いろんなものをつくりました。

拒食のひとは、自分が食べない代わりに 他人にたべさせることがあるらしく、
今思えば そうだったのだとおもいます、、、母、妹、太らせてごめんなさい(今はやせています。)



関連の専門書をさがしてよみあさり、
動かない体を押して、合羽橋に通いました。

そのうち、食べ物への執着ではなく
作る楽しさの虜になり
”これをしごとにしたい”と、つよく思うようになりました。

変温動物になるほどに体力がなくても
お菓子を作るときには 気力もわき、不思議にからだもうごいたものです。

自分が食べるものへの執着が減ると
いつのまにか、ゆっくり、ゆっくりと、食べられるものや量が ふえてゆきました。



そして、数年後 

わたしはお菓子を作る職人になれました。 
これからも、おばあちゃんになるまで、ずっと作ろう、と 思っていました。 


けれど、今度は ストレスから 強迫性障害を発症してしまいました。

汚いと思ったら最後、
首に刃物をつきつけられているような ものすごい恐怖と緊張感に 支配されてしまうのです。

不思議なことに、強迫を発症したら
拒食の症状は うそみたいになくなりました。