インナーチャイルドつづき
これが正しいのかは、わかりませんが。
わたしのなかの、満たされないかんじや
漠然といつもある不安、恐怖
その源は、もっと甘えたかったけれど
ほかのきょうだいたちと比べていい子じゃなかったら、愛してもらえないのではと
勝手に自分をしばりつづけてきた、小さなころにあるのではないかと
気がついていました。
また、お産のとき
陣痛促進剤をつかったりしてうまれた子は
準備ができていないのに きりはなされた怖さやかなしさで
精神的に問題をかかえやすくなる、ともきいて
ああそうなのか、だからわたしも、とも思っていました。
でも、どうしていいかはわからなかった。
先日も書いた、“インナーチャイルドの癒しかた“を実践したら、
すこしだけ和らいだ気がしたんです。
それで、
不安で もうつらくてしかたがなかった二日まえに
思いきって
母におねがいしたんです。
“なにがあっても、ほかのきょうだいよりも、誰よりも、あなたがいちばん大切だ“
と、言ってほしいと。
もちろん、ほかの二人もおなじように大切なのは、わかっています。
でも、いちどでもだいすきな母に、そういってほしかった。
母は、
そんなのきまってるでしょう、
あなたが一番、誰よりも大事よ。
と
電話のむこうで、泣きながら言ってくれました。
これは、
ほんとうに、
こうかてきめんでした。
この時をおもいだすたび、なみだがとまらなくなるのでこまるのですが
わたしのなかに
ちいさい、しっかりとした 杭のようななにか、
絶望してもかなしくても、すがれるものが、できたんです。
あんなにいろいろやってみても、
どうしても出来なかった、存在していていい自信が。
いつ死んでもいいきもちは、やはりありますが
しにたいしにたい、という渇望が、融けてゆくのがわかりました。
こんなにも、
ことばが、
かえてくれるなんて。
ちいさいわたしが、
ほしくてほしくてたまらなかったもの。
泣けてしかたがないのは、
ちいさいわたしが安心して泣いているのかもしれないなあ
おかあさん、ありがとう。