ひとりのこと
実家から、ひとりぐらしの家に 戻ってきました
いつも、せつなくてさみしくて、つらいのですが、
今回は少々ちがい。
出発の日、きもちがぐずぐずしているとき
祖父が、急に体調をくずしたのです。
幸い、事なきを得ましたが
超高齢なこともあり、とてもとても心配しました。
そして、心配だけでなく、こわかった。
安心して帰れる場所は、いつまでもそのままであるわけではない。
わたしは母にとても依存していて
いつかいなくなることに ものすごい恐怖を感じるのですが
今回の祖父のことで、
母も、家族も、だんだんと歳をとり、色いろな面で大変になっていくから、もっとしっかりとしなくてはいけないと 背中を叩かれたような気がしました
それでも、泣きたいくらいにこわい。
わたしのなかのこどもは
甘えさせ、守ってくれるひとを探し続けてしまいます
こわいよ、だれか、そばにいてください。
そんなきもちで、求めてはいけないとわかっているのになあ。